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ポスト・コールドウォー・キッズ?

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 芥川賞が発表になる「文芸春秋」は必ず買っているのですが、今号は「騙された感」がありますねー。芥川賞発表と表紙に書いてあるのですが、実際は該当作品ナシで候補作品が掲載されているんです。その選評もあまりよくないので、読むのは後回しにしてパラパラめくっていると「『政治家』小沢一郎は死んだ・・・今の20歳の若者から見れば、小沢一郎はど過去の遺物に過ぎない」というタイトルに目が止まりました。執筆者は立花隆さん。立花さんといえば田中金脈を追求して田中角栄、竹下登、金丸信などを引退に追い込むきっかけを作った人です。
 昨年11月、立花さんが東大教養学部のゼミで学生からとったアンケートを紹介しているのですが、その中に「ポスト・コールドウォー・キッズ」という初めて聞く言葉がでてきます。東西ドイツ統一、すなわち冷戦終了から20年たつので、それ以後に生まれた学生たちのことなんだそうです。彼らは「全共闘もバブルも冷戦も歴史の学問の一部に過ぎない」、「田中、金丸は歴史上の人物」といい、「全共闘の闘士も太平洋戦争の戦士も一緒くた」というんですねー。安田講堂攻防戦から40年以上たっているのですから、私たちが第一次世界大戦や大正モダンの話を聞いたのと同じような感覚なんでしょうねー。
 小沢一郎評も「マンガみたいな政治家」、「きっちゃない顔したおっさん」、「旧時代の権化」、「金にがめつい狸オヤジ」、「有史以前の政治家」と、遠い存在として見ています。過去の遺物なんですねー。
 第二次世界大戦の兵隊さんと同じに見られるようでは、団塊の世代ももう過去の遺物。そろそろ進退を考えなければいけませんねー。

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